1、はじめに
なんか、体の動かしかたがおかしいと思ったら、まず動物病院へ行きましょう。ハムスターは人にペットとして飼われているのいか、怪我や病気を隠します。なぜなら、野生では病気などになっている方を外敵が狙うからです。なので、病気になると判断するのは結構難しいのですが、比較的分かりやすいところを書いておきます。
1、耳がくしゃくしゃしている。
2、うんちがいつもより、水っぽい。
3、飲水量が極端に少なくなった。
4、いつもと違う場所で寝ている。
5、食べ物を残すことが多い。
以上の点が見られたら注意しましょう。しかし、部屋の温度は18〜26度で湿度は60度ぐらいに保っていない場合に、上記の症状が現れた場合は環境が悪いせいかもしれません。なので、環境がしっかりしているのに、上記の症状が出た場合は、病院に行った方が良いでしょう。あと自力で直そうとせずに、必ず動物病院へ行って(または病院のHPを見てメールを送るなど)相談してみると良いでしょう。
2、骨折、打撲
危険度★★(命には別状が無いが、小動物病院へ行ったほうが良い)
ハムスター(特にドワーフ)は足の骨が糸のように細いので、高いところから落ちると簡単に骨折をしてしまいます。打撲、捻挫の場合は運動制限をすれば(回し車をとるなど)なおりますが、骨折の場合はちゃんとした治療をしないと、感染を起こして、死んでしまうこともあります。なんか、足や手がおかしいな、と思ったら病院へ行きましょう。たまに、ドワーフハムスターが骨折して動物病院に電話すると、できません、と言われる所もありますが、別の病院を捜せば見つかりますので、ちゃんと捜してあげましょう。
3、下痢
危険度★★★(重度の場合、命にかかわる)
ハムスターの下痢は人間でいうものとは全然違います。下痢になって死んでしまうこともあります。まず、うんちがすごく水っぽかったりして毛並みも悪くなっていたら、下痢の可能性もあります。ちょっといつもより元気がなくて、体重も軽くなってて、うんちが水っぽかったら、やばいと思った方がいいでしょう。
4、腫瘍
危険度(悪性の場合は)★★★★★(命にかかわる)
腫瘍には良性と悪性の2種類があります。悪性の場合は腫瘍の大きさが大きくなるのが早く命にかかわります。素人では良性、悪性の判断は不可能なので腫瘍が出来てしまった、と思った場合はすぐに小動物病院へ行って良性、悪性の判断をしてもらいましょう。腫瘍は早期発見が重要なカギなので日ごろからハムスターの体を良く観察しておきましょう。